2008年8月はIPO件数は4件となりました。4月から7月までが1件ずつであったので、日本版SOX法対応も少しずつ板につき始め、多少の明るさが見えてきているのでしょうか。9月も現段階で3社予定されているようですので今後の持ち直しを期待したいところですが、残り4ヶ月で20社程度が限界という予想もありますので、本年度は新規公開件数は合計50件前後になるのでしょうか・・・2007年度が121社ですから2年連続の大 幅減少です。株価のほうも芳しくなく、8月の新規上場会社に限って見れば不動産関係の新規上場会社はPER(株価収益率)が1.6倍、その他別業種の3社もPER5.4倍~16.6倍と非常に低い水準にとどまっております。新興市場ごとにPERを見ていきますと2008年は今までの実績で、東証マザーズは26.7倍、JASDAQは8.0倍、大証ヘラクレスで18.6倍になります。マザーズとヘラクレスでは今までPERがかなり乖離していたのですが、この数字を見る限りでは徐々に拮抗してきているようです。 この傾向が一過性のものなのか、今後継続していくのかのかどうかは定かではありませんが、興味深い現象と言えます。今後の公開準備会社の資本政策にも影響を与えそうです。